日本ロッシーニ協会の例会とその記録

日本ロッシーニ協会では、現在年6~8回の例会を実施しています。次に実施中の本年度(2017年)の告知を

順次掲げ、過去の例会(2012年9月リニューアル以降)の記録を別途掲載します(PDF版。作成中)。

 

             2016年の例会より。1月17日(左)と6月26日(右)

 

2017年度の例会(8回開催予定)

 

次回例会は12月24日(日)午後、日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール)にて開催します。 

 

題目 図像・音源・映像で辿るロッシーニの生涯と作品:第1回「誕生から《絹のはしご》までの歩み」

講師 水谷彰良

日時 2017年12月24日(日)午後1時30分開始、午後4時45分終了予定(会場は1時5分から入れます)

   会員とそのご家族は無料。その他の方は、当日1,000円を頂戴します。

会場 日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール) 

   東京メトロ 丸の内線または日比谷線:霞ヶ関駅B2出口、千代田線:霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、

    都営地下鉄三田線:内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容:

来年のロッシーニ没後150年を記念し、ロッシーニの生涯と作品を豊富な図像・音源・映像を用いて詳述するシリーズの第1回です。紀元前2世紀に始まるペーザロの歴史から説き起こし、誕生から1812年5月9日初演《絹のはしご》までのロッシーニの足跡と作品の特色をお話します。なお、筆者は最新研究、書簡とドキュメントに基づくロッシーニ伝を執筆中で、2018年に出版を予定しています。  [講師・記]

 

 日本ロッシーニ協会例会 (11月3日) --- 終了しました

 

題目 アルベルト・ゼッダ著 『ロッシーニ四方山話(仮訳)』を読む

講師 井内 美香

日時 2017年11月3日(金・祝)午後1時30分開始、午後4時45分終了予定(会場は1時5分から入れます)

     会員とそのご家族は無料。その他の方は、当日1,000円を頂戴します。

会場 日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール)

    東京メトロ 丸の内線または日比谷線:霞ヶ関駅B2出口、千代田線:霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、

    都営地下鉄三田線:内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容

 指揮者、音楽学者であり、ROFの芸術監督、ROFアカデミーの校長を長年務めたアルベルト・ゼッダ先生(1928- 2017)の著書『ロッシーニ四方山話(仮訳。原題 Divagazioni Rossiniane』は、ロッシーニを真に理解するための必読書。演奏家にも、ロッシーニ・ファンにも大変有益な一冊です。ゼッダ先生の音楽との出会い、ロッシーニ音楽の基礎知識、作品個別の解説など、本の内容からさまざまな話題を選んでお話しします。    [講師・記] 

◎来場御礼 

 去る113日(金)、例会「アルベルト・ゼッダ著 『ロッシーニ四方山話(仮訳)』を読む」(講師:井内美香)を実施し、46のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。この日はロッシーニ・ファンの聖書になりうるアルベルト・ゼッダ先生の著書『ロッシーニ四方山話(仮訳。原題Divagazioni Rossiniane)』の概要の紹介に続いて、《ラ・チェネレントラ》の項の試訳を基にゼッダ先生独自の作品分析が懇切丁寧に解説されました。

井内さんはこの本の全訳に取り組んでおられ、日本ロッシーニ協会としてもその出版を全面的にバックアップする態勢を整えています。これに関して会員の皆さまのご協力を仰ぎたいと考えております。

 

日本ロッシーニ協会例会 (9月24日) --- 終了しました

 

題目 最新のロッシーニ上演を観る:2017年6月ローマ歌劇場のミキエレット演出 《ランスへの旅》 鑑賞会

日時 2017年9月24日(日)午後1時30分開始、午後4時45分終了予定(会場には1時5分から入れます)

    会員とそのご家族は無料。その他の方は参加費として当日1,000円を頂戴します。

会場 日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール。定員60名)

    東京メトロ:丸の内線または日比谷線の霞ヶ関駅B2出口、千代田線の霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、

    都営地下鉄:三田線の内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容

 ロッシーニ没後150周年を前に、世界各地で意欲的な上演が増えています。この例会は講師を立てず、今年(2017年)6月のローマ歌劇場公演《ランスへの旅》を全編鑑賞します。鬼才ダミアーノ・ミキエレットによる舞台は、美術館「金の百合」。ユニークな新演出です。あっと驚くフィナーレにも乞うご期待。本編2時間50分を鑑賞後、出席者の皆さまに今年のROFの感想をお聞きします。

  演出:ダミアーノ・ミキエレット、指揮:ステーファノ・モンタナーリ ローマ歌劇場管弦楽団&同合唱団

 主な配役──Corinna: Mariangela Sicilia、La Marchesa Melibea: Anna Goryachova、La Contessa di Folleville: Maria

  Grazia Schiavo、Madama Cortese: Francesca Dotto、Il Cavaliere Belfiore: Juan Francisco Gatell、Il Conte di

 Libenskof: Merto Sungu、Lord Sidney: Adrian Sampetrean、Don Profondo: Nicola Ulivieri、Il barone di Trombonok:

 Bruno De Simone 他 

◎来場御礼 

 去る924日(日)、例会「最新のロッシーニ上演を観る:20176月ローマ歌劇場のミキエレット演出《ランスへの旅》鑑賞会」を実施し、31のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。この日は今年6月ローマ歌劇場で行われたユニークなミキエレット演出の《ランスへの旅》を鑑賞し、残り時間を今年のROF報告会に充てました。若い歌手を中心にした《ランスへの旅》は美術館に設定を移すミキエレットの発想が抜群に面白く、有名絵画から抜け出したそっくりさんに大笑い。フォルテピアノの自由闊達な関与にも、ロッシーニ演奏の最前線が聴き取れました。

 

 日本ロッシーニ協会例会 (7月9日) --- 終了しました

 

題目 “ロッシーニを究めるセミナー” 第1回《小ミサ・ソレムニス》オリジナル版と管弦楽伴奏編曲

講師 水谷彰良

日時 7月9日(日)午後1時25分開始、午後4時25分終了(4時30分までに完全撤収します)

   会員とそのご家族は無料。その他の方は当日1,000円を頂戴します。

会場 三茶しゃれなあど(世田谷区民会館別館)集会室スワン&ビーナス 東京都世田谷区太子堂2-16-7

   東急田園都市線・三軒茶屋駅北口より徒歩1分、東急世田谷線・三軒茶屋駅より徒歩3分

内容

 ロッシーニに関する個々のテーマを究めるセミナーを始めます。これは従来の例会が作品の紹介や鑑賞を主体に 行われ、オペラ以外のジャンルや個別テーマの講座が後回しであることへの反省から5月5日の運営委員会で提起され、承認されました。その第1回として2013年に全集版が成立した《小ミサ・ソレムニス》を取り上げ、校訂者ダヴィデ・ダオルミの研究で判明した作品成立の経緯、管弦楽伴奏編曲も含めた受容の諸問題を、自筆楽譜の写真複製も提示して詳述します。 

◎来場御礼

 去る79日(日)、例会「“ロッシーニを究めるセミナー”第1回「《小ミサ・ソレムニス》のオリジナル版と管弦楽伴奏編曲」を実施し、30のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。この日は会場の機器の問題でまごつきましたが、前半に《小ミサ・ソレムニス》成立の特殊性を自筆楽譜ファクシミリも交えて概説し、後半にアルベルト・ゼッダ指揮の管弦楽ヴァージョンのライヴ映像(201466日コルーニャ)を鑑賞しました。

 

日本ロッシーニ協会例会 (5月7日) --- 終了しました

 

題目 ロッシーニ《コリントスの包囲》(2017年ROF予習会)

講師 水谷彰良

日時 2017年5月7日(日)午後1時30分開始、午後4時45分終了予定(会場は1時5分から入れます)

   会員とそのご家族は無料。その他の方は当日1,000円を頂戴します。

会場 日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール)

   東京メトロ 丸の内線または日比谷線:霞ヶ関駅B2出口、千代田線:霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、

    都営地下鉄三線:内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容

 今年8月ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの演目から、市販映像の無い《コリントスの包囲》を2017年ROF予習会として紹介します。映像は2002年アテネ国立歌劇場上演(イタリア語版。セッラ、バルチェッローナ、クンデ主演)をメインに、2001年リヨン国立歌劇場上演(フランス語版)も使用します。どちらも字幕は無く、作品解説はROF上演のフランス語版に沿ったものを執筆して配布します。[講師・記]

付記:他の演目《試金石》は『ロッシニアーナ』第37号に詳細解説を掲載済みで2種の市販DVD(NaïveとOpus

   Arte)があり、《トルヴァルドとドルリスカ》は協会HPに作品解説を掲載済みで2006年ROF上演DVD 

   (Dynamic)もあることから予習会を行いません。《トルヴァルドとドルリスカ》日本語字幕付きDVDは廃

   盤ですが、5月7日の例会でお求めいただけます(会員限定。数点のみ在庫あり)。 

◎来場御礼

 去る57日(日)、例会「ロッシーニ《コリントスの包囲》(2017ROF予習会)」を実施し、36のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。この日は冒頭に《コリントスの包囲》の原作に当たる《マオメット2世》とフランス語版《コリントスの包囲》の特色を話し、続いてイタリア語版2002年アテネ国立歌劇場)の上演映像を鑑賞しました。

 

日本ロッシーニ協会例会 (4月9日) --- 終了しました

 

題目 追悼:マエストロ・ゼッダ(生涯と芸術)

日時 2017年4月9日(日)午後1時30分開始、午後4時40分終了予定(会場は1時5分から入れます)

   会員とそのご家族は無料。その他の方は当日1,000円を頂戴します。

会場 日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール)

   東京メトロ 丸の内線または日比谷線:霞ヶ関駅B2出口、千代田線:霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、都営地下鉄三

    田線:内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容

 3月6日ペーザロで亡くなられたアルベルト・ゼッダ先生を悼み、その生涯と芸術──指揮者・ROFの芸術監督・音楽学者・教育者としての業績──を、関係者の回顧、ディスカッション、資料映像によって明らかにする例会です。ゼッダ先生の経歴に関する資料も配布し、親しいオペラ関係者5人前後(調整中。歌手含む)の談話と豊富な映像を通じて敬愛するマエストロを偲びます。 

◎来場御礼

 去る49日(日)、例会「追悼:マエストロ・ゼッダ (生涯と芸術)」を実施し、43のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。この日はゼッダ先生の経歴と業績を詳細な資料と共に紹介し、続いて次の8人による回顧を中心に進行しました(バスの三浦克次さんも飛び入り参加)。

 朝岡聡(コンサート・ソムリエ、フリーアナウンサー)/井内美香(音楽ジャーナリスト、コーディネーター&通訳)/

 小畑恒夫(昭和音楽大学教授、音楽評論家)/金井紀子(ピアニスト、昭和音楽大学名誉教授)/

  香原斗志(音楽ジャーナリスト、評論家)/小谷彩子(ピアニスト、コレペティトゥア)/

 中井亮一(テノール、藤原歌劇団団員)/水谷彰良(音楽研究家、日本ロッシーニ協会会長)

 時間の関係で予定した映像の一部しか視聴できず、ディスカッションに至りませんでしたが、回顧を通じてゼッダ先生の音楽学者、指揮者、ロッシーニ・アカデミーの指導者、音楽祭の芸術監督としての業績とあたたかな人間性が浮き彫りになり、出席者から「とても良い例会だった」とお褒め言葉をいただきました。

 

日本ロッシーニ協会例会 (3月10日) --- 終了しました 

 

題目  《ラ・チェネレントラ》2012年RAI制作の特別映像鑑賞会(初演200年記念)

日時 2017年3月10日(金)午後1時30分開始、午後4時30分終了予定(会場は1時5分から入れます)

   会員とそのご家族は無料。その他の方は当日1,000円を頂戴します。

会場 日比谷図書文化館4階スタジオプラス(小ホール)

    東京メトロ 丸の内線または日比谷線:霞ヶ関駅B2出口、千代田線:霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、都営地下鉄三

    田線:内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容

 この例会は講師を立てず、冒頭30分に会長がペロー原作やディズニーの実写版『シンデレラ』を用いてシンデレラ物語の変遷の説明し、続いてトリノの王宮などで収録した演奏とアニメーションで構成した特殊な映像版《ラ・チェネレントラ》を鑑賞します(2013年RAI発売のオリジナル・ソフト使用)。

  カルロ・ヴェルドーネ演出、ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮RAI国立交響楽団 出演:レーナ・ベルキナ(チェネレント

  ラ)、エドガルド・ロチャ(ドン・ラミーロ)、カルロ・レポーレ(ドン・マニーフィコ)、シモーネ・アルベルギーニ(ダン

  ディーニ)、ロレンツォ・レガッツォ(アリドーロ)他。   

◎来場御礼 

 去る310日(金)、例会《ラ・チェネレントラ》2012RAI制作の特別映像を観る (初演200年記念)を実施し、33のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。この日は始めにシンデレラ物語の概要と変遷を説明し、続いてトリノ王宮などで収録した演奏とアニメーションで構成した特殊な映像版《ラ・チェネレントラ》を全編鑑賞しました

 

日本ロッシーニ協会例会 (1月9日) --- 終了しました

 

題目  《セビーリャの理髪師》200年史──名歌手と差し替えアリアの変遷

講師 水谷彰良

日時 2017年1月9日(月・祝)午後1時30分開始、午後4時30分終了予定(会場は1時5分から入れます)

   会員とそのご家族は無料。その他の方は当日1,000円を頂戴します。

会場:日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1番4号)4階スタジオプラス(小ホール。定員60名)

    東京メトロ 丸の内線または日比谷線:霞ヶ関駅B2出口、千代田線:霞ヶ関駅C4出口より徒歩約3分、都営地下鉄三

    田線:内幸町駅A7出口より徒歩約3分

内容

 今年初演200年を迎えた《セビーリャの理髪師》の歴史をテーマとする拙著『ロッシーニ《セビーリャの理髪師》 名作を究める十の扉』(仮題)が水声社から出版されます。この例会では、同書で明らかにした名歌手と差し替えアリアの変遷を中心に、名作のたどった数奇な運命を豊富な音源と映像を交えて概説します。[講師・記 

◎来場御礼 

 去る19日(月・祝日)、例会「《セビーリャの理髪師》200年史──名歌手と差し替えアリアの変遷」を実施し、年明けの連休中にもかかわらず40のご来場をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。マニアックにレッスンの場の差し替えアリアの変遷を辿りましたが、19世紀の差し替え曲も映像を用いて数多く紹介できました。当日アンケートを実施し、平日の午後にも例会を行う提案に好意的なお返事をいただきました。

 

 

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